片知渓谷は、岐阜県美濃市の瓢ヶ岳(標高1,163m)を源流とする片知川の渓谷です。“夫婦滝”など大小多数の滝や、“千畳岩”などの巨岩・奇岩が方々に点在していることで有名ですが、これらの岩石は溶結凝灰岩です。
さて、今回はNFD 28mm F2.8をマウント。F2.0の陰に隠れてしまいがちな存在ですが、明るい単焦点レンズで、なかなか優秀です。ピクセル等倍で比較すれば、F2.0に解像感などで軍配が上がるかもしれませんが、その辺のAFズームレンズには勝るとも劣っていません。
広角レンズと言えど、被写体距離3~7mくらいまではシビアなピント合わせが要求されます。それ以上はフォーカスリングの通り無限大で問題なし。新緑の鮮やかな色、水の透明感など、美しく撮影できたと思います。